京都企業が、はめ込み式組み立て和室を開発

京都市に本社を置く杉本工務店が、くぎを使わず簡単に組み立てられる和室を開発した。

和室は、柱や天井を土台にはめ込んで据え付けた後、畳や障子、壁を設置し、2~4.5畳の和室であれば大人2人で半日程度で組み立てられる。数年前にインドで行われた国際展示会で、日本から部材を空輸して簡易和室を製作したのをきっかけに開発し日本の優れた木材加工技術や畳などの伝統文化を発信したいとしている。

価格は4.5畳の標準品で200万円から。茶道やかるた、華道などを行えるスペースとして海外の富裕層向けに販売していく。

ルート・アンド・パートナーズでは富裕層マーケティングリサーチのほか、富裕層を顧客とすることを目指した企業に対する多方面の戦略コンサルティングオプションを保有しています。詳しくはルートアンドパートナーズへお問合せください。

関連記事

  1. 観光資源を開拓し地方に海外富裕層を送客、航空会社と自治体が連携

  2. 高付加価値富裕層旅行開発の3つのヒント

  3. 世界初の浮世絵春画人形~日本の伝統文化を世界の富裕層に~

  4. 地方の魅力を海外富裕層に発信し誘客

  5. 富裕層向け会員制高級リゾートホテル「コーラルテラス石垣島」が2018年11月に開業

  6. 東京五輪にむけて都市の景観は変わるか~無電柱化への取り組み~