訪日観光客増へ英国旅行社が倉敷・美観地区を視察

せとうちDMOは、英国の富裕層を顧客に持つ旅行会社(5社)の瀬戸内の視察旅行を、日本政府観光局(JNTO)と連携して実施した。

この視察旅行は、欧米豪市場の富裕層の訪日誘客と消費拡大を目的に、JNTOにより開催される商談会「Japan Luxury Showcase」(2018年6月21日 於 ザ・リッツカールトン東京)の一環として実施されるもので、この商談会に参加する富裕層を顧客に持つ旅行会社が、商談会に前後して視察を行った。

英国の一行は6月15日に来日し、鞆の浦(福山市)を訪問。翌日は、しまなみ海道サイクリングロード(愛媛県今治市~尾道市)を巡った後に倉敷市入り。ガイドの説明を受けながら、世界的名画を集めた大原美術館(同市中央)を見学し、倉敷川沿いに美観地区を歩いた。

視察ツアーを通して、瀬戸内の魅力を体験し、旅行商品の訪問地に瀬戸内エリアがより多く組み込まれるよう働きかけると共に、瀬戸内での滞在日数および観光消費額が伸ばせるような商品造成の促進を図るのが狙いだ。英国の旅行会社を瀬戸内地域に招き、倉敷市美観地区をはじめ、各地の名所を散策し、観光地としての魅力を探る。

参照:せとうちDMO / 2018年6月13日 ニュースリリース

ルート・アンド・パートナーズでは地方創生や日本版DMOをはじめ、富裕層マーケティングリサーチや富裕層を顧客とすることを目指した企業に対する多方面の戦略コンサルティングオプションを保有しています。詳しくはルートアンドパートナーズへお問合せください。

関連記事

  1. 瀬戸内エリア、世界の富裕層から愛される理由

  2. DMOと観光協会の違い

  3. 富裕層が注目するダボス会議で「ジャパンナイト2019」を開催

  4. 欧米豪富裕層のプライベートバンク活用術

  5. 富裕層投資ビジネス?世界の美術品市場に投資マネーが流入

  6. 訪日富裕層に向けた1時間75万円のサービスとは