相続における認知症リスクを予防で低減
厚労省が実施した調査によると、要支援・要介護の原因のうち16%は認知症だそうだ。特に富裕層にとっては、認知症は相続問題にも大きく関係してくることなので、関心を持っている方も少なくない。
たとえば相続させる資産が不動産の場合、土地を売却してマンションに建て替えるなどの「資産の組み換え」をしたほうがプラスになるケースであったとしても、認知症を発症して法定後見人がつけられると、一般的に資産を処分しないように管理されることになるため、「資産の組み換え」ができなくなる可能性が出てくる。
このようなリスクを減らす意味でも、認知症にならないように早めに予防をしておくことは重要だ。しかしながら、これまでは認知症に限らず日本の医療は「治療」がメインであり、「予防」はあまり注目されてこなかった。
そんな中、2016年6月にオープンしたのが、日初の認知症予防専門クリニック「新宿白澤記念クリニック」だ。
「予防」を専門とする当クリニックでは様々な側面からのアプローチがおこなわれる。認知機能テスト、認知症リスクの遺伝子検査、磁気刺激治療「TMS」、ジャイロトニックエクササイズ、食習慣の改善指導、認知症予防に効果が期待されているココナッツオイルの販売など実に様々だ。
認知症においても早期発見は病気を改善させる可能性を高めてくれる。いつまでも健康的に生活を送るためにも、今から認知症予防に取り組んでみてはいかがだろうか。
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