歯髄細胞という言葉をご存じだろうか?
いわゆる歯の神経のことで、この中には良質の幹細胞が含まれていると言われている。歯髄細胞バンクは、乳歯や親知らずの歯髄から、良質な幹細胞を採取しバンキングしておく事業だ。
幹細胞を採取する際、これまでは臍帯血や骨髄を使うケースが多く、体への負担も少なくなく、簡単ではなかった。一方、歯髄から採取する方法であれば、使用するのは既に抜けた乳歯や親知らずであるため、体への負担がほとんどなく、歯という硬組織に守られているため傷がついていない良質な幹細胞を採取できるケースが多いというメリットがある。また、歯髄から採取した幹細胞を利用して、iPS細胞を作り出すことも可能だと言われている。
国内でも幹細胞を利用した再生医療の研究が進められていて、一部は既に実用化されている。万が一のときのために、一度メディカルツーリズムなどで歯髄細胞バンクを検討してみることをオススメしたい。
当社では随時国内外のメディカルツーリズム情報を募集しています。情報をお持ちのツアー会社や病院のご担当者様がおりましたら、ぜひ当社まで情報をお寄せください。