南紀白浜空港の民営化をうけて国内外の富裕層呼び込みを加速

写真:©PAKUTASO
和歌山県は、南紀白浜空港の民営化に伴って空港を運営する事業者「南紀白浜エアポート」と実施契約を締結した。

滑走路周辺とターミナルビルを一括して委ね、空港周辺の活性化を図る。2019年4月から空港の運営を始める。開港50年の節目の年に民営化をし、地域活性化に取り組むと意気込んでいる。

空港にはJALの定期便があり、東京・羽田間を1日3往復している。年間の旅客数は約13万人。南紀白浜エアポートは、「現在のJALの定期便を守りつつ、強化していくとみられている。機材の大型化や国内外の富裕層の呼び込み、新規路線の就航などにより、旅客数を10年後には約25万人に増やす考えだ。

日本の白浜を世界のKiiとして、海外の出版社が選ぶ旬な旅行先の世界ランキングで上位に食い込むなど、注目を集めているだけに、さらなる観光資源を生かす戦略が必要となるだろう。

参照:朝日新聞

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