特種東海製紙、中国向け高級ペーパーが好調

写真:©KAMI Lab.
特種東海製紙は、中国向けに立ち上げた新ブランド「KAMI Lab.(カミラボ)」を2018年5月に発表した。

主に高級パッケージ向けのファンシーペーパーで、吉祥模様の「玄宙紙」、草木が練り込まれてあるような風合いの「草木紙」、毛織物風のランダムな凹凸が特徴の「絨馬紙」、不均一で粗い触感の「野陶紙」の4種類。厳選した中国人好みの色、模倣防止技術などに加えパッケージに相応な高い印刷適正や耐摩耗性等も備える。色は12色、どことなく和の雰囲気を感じさせる栗色やウコン色、抹茶色など、自然に存在しているアースカラーが基調となっている。

営業・販売は、中国主要都市に30社以上の代理店を置く台湾の提携会社である「中日特種紙」が行う。KAMI Lab.の中国語表記は「和紙楽活」。2018年5~6月で100トンほど受注見込み。初年度は200トンの年間販売予算を計上、3年後には年間1000トンを目標とし、中国市場で10億円以上の販売を目指している。

参照:特種東海製紙株式会社

ルート・アンド・パートナーズでは富裕層向けクルーズ情報をはじめ、富裕層マーケティングリサーチや富裕層を顧客とすることを目指した企業に対する多方面の戦略コンサルティングオプションを保有しています。詳しくはルートアンドパートナーズへお問合せください。

関連記事

  1. 関空にビジネスジェット専用施設開業 富裕層利用拡大へ

  2. 日本旅行 富裕層に強いオーストラリア現地旅行会社の株式を取得

  3. フランス進出で国内外の富裕層から注目を集めるトイレ装飾「アートレッタ」

  4. 大谷山荘

    湯治モダン 別邸「音信」 ~大谷山荘~

  5. 銀座小十

  6. 有田の有名窯元を訪ねる富裕層向け高額ツアーが好評