ワールドカップの決勝戦のチケットが1枚300万円というニュースが飛んでいる昨今、オリンピックチケット代金が破格の金額で発売されるという。
2020年東京五輪・パラリンピックのチケット価格を話し合う大会組織委員会の有識者会議が開かれ、子供や高齢者、障害者が含まれるグループ向けに、開催年にちなんで2020円のチケットを販売する方針を決めた。2012年のロンドンオリンピックでも開催年にちなんだチケットが発売されて好評だったのを参考にしたかたちだ。ほぼすべての競技の主に予選が対象となり、両大会の開・閉会式が対象となると見込みだが、パラリンピックはさらに安価になる可能性があるという。
子供や障害を持つ人など多様な方々に楽しく観戦してもらえるようにと、2020円チケットを発売するが発売枚数などは未定。
チケット代金は開催年のチケット同様にロンドンオリンピックを参考にしており、一般チケットは開会式で最高2012ポンド(約29万2千円)、競技の予選などで最低20ポンド(同約2900円)だったことを考慮し、東京オリンピックの開会式が最大の30万円と予想されている。
海外富裕層も多く訪日することもあり、幅広い価格設定とする方向性などが議論されている。大会組織委員会は、7月中旬に国際オリンピック委員会(IOC)理事会でチケット価格の承認を目指している。
参照:毎日新聞
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