毎年9月に世界最大級の旅行関連イベント「ツーリズムEXPOジャパン」と同時開催されている旅行&MICEの商談会「Visit Japan Travel & MICE Mart」。2017年はバイヤー、セラーともに昨年より増え、昨年以上の活況を見せた。日本政府が2020年に4,000万人、2030年に6,000万人の訪日外国人観光客の目標を立てていることもあり、日本のインバウンドビジネスは年々拡大していると感じている。
では、外国人富裕層旅行客にフォーカスした「富裕層インバウンド」についてはどうか。当社が独自に参加自治体等にヒアリングしたところ、富裕層インバウンドに対する関心も高まってきているというのが率直な実感だ。一方で、具体的な取り組みを始めている自治体はまだまだ少ない印象が強かった。
ただ、2019年にラグビーワールドカップを、2020年に東京オリンピック/パラリンピックと大きな国際大会の開催を控えているため、さらにインバウンドビジネスが拡大していくと予想される。それに伴って富裕層インバウンドの重要性も益々高まっていくだろう。
当社でも、自治体向けに富裕層インバウンド戦略のコンサルティングサポートなどを強化していく予定ですので、富裕層インバウンドの推進をお考えの自治体のご担当者の方はぜひ一度お問い合わせください。