加森観光と新生銀、ルスツのコンドミニアムを対象に外国人向けローンを展開

写真:©ルスツリゾート
ルスツリゾート(加森観光株式会社、本社:札幌市)は、海外富裕層向け高級コンドミニアムと大温浴施設の建設に着工する。今回着工する2020年冬完成予定の高級コンドミニアム(ザ・ヴェール・ルスツ)は地下1階、地上10階建てで全148室。販売価格は5,600万円~4億6,000万円となり、コンドミニアムに併設する大温浴施設(2018年5月に着工済み)は支笏洞爺国立公園の山並みを望む全長40mの大露天風呂を中心に、スキーやアクティビティで疲れたゲストを癒す大温浴施設となる。

さらにコンドミニアムの購入者となる外国人向けのローンを新生銀行が展開している。この外国人は香港在住の個人(香港特別行政区政府発行の旅券保有者で香港に居住されている方、または日本国内に居住する日本国籍・永住権(特別永住権含む)をお持ちの方)やコンドミニアムの購入を目的に国内に設立される法人などを対象に、借入期間最長10年間の不動産担保ローンを提供するという。

販売戸数 家具付き 148戸(エリア最大)
構造 鉄筋コンクリート造地下1階地上10階建
ユニット 1 ベッドルーム 〜 3ベッドルーム
オープン 2020年 冬シーズン

東京都内の不動産購入を対象とした海外投資家向けの不動産担保ローンを展開してきた新生銀行だが、地方やリゾート物件への適用は初の試みとなる。今回対象となるルスツリゾートはこれまで長きにわたり安定した稼働実績を残しており、引き続き北海道内の主要リゾートとしての地位は揺るぎないものと判断したためだという。同様のスキームを用いて海外投資家の融資ニーズの取り込みが可能となることから、地方や近隣のリゾート物件などへの展開も検討されている。

参照:新生銀行

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