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大相撲のマス席や、F1、ゴルフや野球など、日本でも富裕層向けスポーツホスピタリティが実施されているのはご存じだろうか?
「スポーツホスピタリティ」とは、スポーツの観戦に上質な食事やエンターテイメントを組み合わせたもので、欧米では富裕層の観戦スタイルとして定着している。欧米ではスタジアムに特別な部屋が用意されていて、上質な料理を食べながら観戦したり、選手に会えたりという特別なが経験できるプログラムが用意されているのが一般的だ。
欧米では、企業が取引先の接待で活用するケースも多いという。昼間に青空の下に連れ出し、家族とともにリラックスした時間を過ごすことで、次の商談も円滑に進むことが多いというのだ。確かに、その時の試合の話で大いに盛り上がるだろうし、時間が経っても家族が喜んでいたとなれば、またよろしく!となるのは納得だ。
日本国内でも、福岡拠点の球団ドームでは食事のできる部屋があり、ゴルフの大会でもVIPの観覧席には食事が用意されていることが多い。
2019年にはラグビーW杯があり、日本各地の12会場で開催される。日本を訪れたことのない欧米豪の富裕層は多いため、ラグビーW杯は起爆剤として最高だ。テニスのウィンブルドンでは、飲食と観戦チケット込みで14万円~65万円だという。日本でも、スポーツホスピタリティが定着すると新たなファンを開拓できるだろう。
参照:マネー現代
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