富裕層向けスポーツ観戦チケットが日本でも人気に

写真:©Rugby World Cup2015
ラグビーワールドカップ2019 の公式ホスピタリティープロバイダーであるSTH Japan株式会社は公式ホスピタリティーパッケージの2018年9月に完売した。STH Japan株式会社は株式会社ジェイティービーと、Sports Travel & Hospitality Group(英国ロンドン)の合弁会社だ。

スポーツ・ホスピタリティーとは、ハイクラスで上質なスポーツ観戦体験を意味し、STHジャパンはこの新しいコンセプトを、日本をはじめアジア各地に広めることを事業戦略としている。アジア初の開催となるラグビー界の注目イベントを控え、日本を含む世界のラグビーファンは期待に胸がときめいているにちがいない。海外からは40万人が日本を訪れると見込まれている。この数字から見ても、2019年9月20日から11月2日まで全国12会場で開催されるこの大会は、きわめて需要が旺盛であることが予想される。

STH ジャパンは自社が提供するユニークなホスピタリティー・パッケージを販売し、価格は7万5千円から200万円まで、特色ある商品構成となっている。すべてのパッケージには、最高のチケットと、西洋と日本の伝統的な「おもてなし」を組み合わせ、ユニークな観戦体験が楽しめる。

購入者の3割は海外在住で、ラグビー人気の高い欧州やオセアニアの富裕層が購入しているという。
ラグビーワールドカップが、日本をはじめアジアにスポーツホスピタリティが根付くきっかけになるかもしれない。

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