地方創生戦略のひとつとして、多くの自治体が重視しているのがいかに訪日富裕層旅行客を地方によびこむか、すなわち富裕層インバウンドの視点だ。そのために国も様々な活動をおこなっている。そのひとつが、2018年2月20日に関東経済産業局が開催した「ホテル・コンシェルジュによる地域の魅力発見・発信事業シンポジウム」だ。
関東経済産業局は、2016年からホテル・コンシェルジュと連携し、「ゴールデンルートに飽き足らない外国人富裕層を関東各地へ誘客するための地域支援事業」を2020年に向けて展開している。今回のシンポジウムでは、2年間にわたって本事業に携わるグランドハイアット東京コンシェルジュ阿部佳氏や、パレスホテル東京のアシスタントチーフコンシェルジュ川村一司氏、ウェスティンホテル仙台のチーフコンシェルジュ若生通彦氏などが講演をおこなった。
また、企業や自治体の担当者が、「地域のネットワークづくり」「リーダーシップとストーリーづくり」などのテーマで、観光地域活性化の事例を発表した。
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