無形文化遺産の登録以降、海外富裕層への贈答品として麺類輸出が好調

ワイキキの丸亀製麺に国籍問わず多くの人が行列をなしているのを目の当たりにしたのは2011年だっただろうか。当時はオープン直後だったこともあり珍しいのだと思っていたが、2015年もその行列は続いていた。それもそのはず、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が2013年に和食を無形文化遺産に登録したことを追い風に、麺類の輸出は年々、数量・金額ともに過去最高を更新している。

中国では、そうめんが高級贈答品として富裕層を中心に人気となっており、輸出は右肩上がりで日本人になじみ深い麺類の輸出が好調なのだ。

2017年度に輸出されたうどん、そうめん、そばの生麺や乾麺の合計額は42億円。文化遺産となった2013年に比べて45%増と急成長している。輸出先は米国が首位。次いで香港、中国とこの3国だけで全体のほぼ半数を占める。米国では和食やRamenがブームとなっており、日本の麺類は普段の食生活に定着しつつある。

参照:時事ドットコムニュース

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