地方の魅力を海外富裕層に発信し誘客

写真:©Heartland JAPAN
インバウンド観光事業「Heartland JAPAN(ハートランド・ジャパン)」(http://heartlandjapan.com)は、この度、4つの地域特化型ウォーキングツアーを造成した。造成したリベルタでは、今後は海外の顧客を提携先の海外の旅行エージェントやアウトドア関連団体等を経由して獲得していくという。

なお、旅行商品の販売・催行に際しては、国内最大規模の訪日外国人向け観光情報サイト「Japan Travel(ジャパン・トラベル)」との協業によって実現する。初回のツアー催行は2018年の8月~11月(5泊6日~6泊7日)、販売価格は30~35万円/人を予定している。顧客ターゲットは欧米豪の富裕層となる見込みだ。

1) 医師、弁護士、大学教授、会社経営者などのハイステイタス層
2) お金と時間に余裕があるシニア層
3) 知的好奇心が旺盛なインテリ層
4) 日頃からウォーキングやハイキングをたしなむアウトドア愛好家層
5) 物質的なものよりも精神的な満足感を求める層

Heartland JAPANは、旅慣れた西洋人を対象に、ウォーキングという体験を通じて、お膳立てしない本物の日本、歴史、伝統、文化、食、そして日本人の暮らしぶりなどをわかりやすいストーリーとして伝えていくことに重きを置き、地域に根ざす人たちとの触れ合いも付加価値として提供する。

アジア圏からの顧客に比べ、欧米豪など西洋からの観光客は遠い距離を移動して来日する分、滞在日数が多く、旅行消費額も多くなる傾向があります。またウォーキングツアーという狭域エリアをゆったりと周遊する手法を用いることで、これまで通過点にしかならなかったような地域(集落)が目的地となり、外貨を獲得する機会が増えることが見込まれる。

日本へのインバウンド観光客のほとんどは、東京、富士山、京都、大阪というゴールデンルートを周遊するのみにとどまっています。日本のインバウンド観光客が増えている一方で、地方がその恩恵を十分に受けるにまでは至っていないのが実情だ。

日本臭さ(古き良き日本らしさ)が色濃く残っていることを地方の強みと捉え、その強み(個性)を磨いて、西洋人にも解りやすいストーリーに加工して伝えていくことで、顧客満足度を高める。

参照:リベルタ株式会社/ニュースリリース

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