写真:© ロイター/Issei Kato
高島屋は2018年3~5月期が増収増益になったと発表した。主に富裕層や訪日外国人旅行客の消費が大きく寄与したという。部門別では呉服、宝飾品、海外ブランド品が高い伸びを示した。しかしながら、2019年2月期の通期業績予想は据え置くなど、先行きは必ずしも明るくないようだ。
常務執行役員の村田善郎氏は決算会見で「所得環境は少しずつ改善しているが、一般家計に影響してきていない。高所得者層の伸びが高いのに対して中間層伸び悩む構図は変わっていない」と消費動向について述べた。
高島屋の発表を見ても、「富裕層」と「インバウンド」は百貨店の経営戦略において重要なキーワードだと言えるだろう。例えば富裕層に特化して外商部門を強化することもひとつの選択肢になり得ると当社は考えている。しかしそのためには、富裕層を顧客対象としたスタッフの営業スキルの向上などが不可欠だ。
当社では、富裕層を顧客対象とした営業スタッフの強化を図りたいというニーズに対応した「Root OJT」という商品を用意している。百貨店に限らず様々な業種に対応可能なので、一度お問い合わせをいただきたい。