海外富裕層向けの高級品「1粒いちご」を販売開始

写真:©奈良いちごラボ
奈良県のイチゴ農家でつくる「奈良いちごラボ」は今季からイチゴを1粒だけ化粧箱に入れ販売を開始している。

箱には5L以上の奈良県産いちごの「古都華」「淡雪」「パールホワイト」が入る。海外の富裕層や国内の贈答需要を視野に入れ、高額な苺に負けない存在感のある宝石箱の様なパッケージデザインに蓋の開閉時に「カチッ」と音の鳴る機能をプラスしている。1箱の卸値は600~800円で、春節(中国の旧正月)需要を見込んだ出荷がピークを迎えている。

主に東京、大阪、奈良の3市場に出荷し、高単価の輸出や百貨店などに販路を持つ仲卸業者が仕入れている。海外では、香港での店頭価格は「1箱4000~5000円にもなる」という。タイやスペインの業者とも商談が進んでおり、今後販路を広げ、奈良県産イチゴを世界にアピールしたいと意気込む。

参照:奈良いちごラボ

ルート・アンド・パートナーズでは富裕層向けインバウンド情報をはじめ、富裕層マーケティングリサーチや富裕層を顧客とすることを目指した企業に対する多方面の戦略コンサルティングオプションを保有しています。詳しくはルートアンドパートナーズへお問合せください。

関連記事

  1. 瀬戸内エリア、世界の富裕層から愛される理由

  2. 白馬に外資系ブランドが参入。インバウンド富裕層が狙いか

  3. Mikadoya, the best natural sweetfish,Tsuwano, Shimane

  4. 愛知県、外国人富裕層の医療ツーリズム促進に向けた海外PR事業を推進

  5. 熱海市500人規模のクルーズ船誘致のため港湾エリアを整備

  6. 「せとうちエリア」:日本の新たな富裕層旅行先